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対戦メモ160111 「予期後悔」 [スパIIX]

HEYにて1時間程度対戦。この日はまったくノれず、ノれないまま終了。

「予期後悔」という概念があるそうだ。物事を行う前に失敗を予期して後悔。その後悔する結果を避けるために積極的な行動ができなくなる心のはたらきを指すという。格ゲーでは「やっぱりやらなけりゃよかった」という結果が頭をよぎり、安定行動しかできない状態が相当する。

 例えばリュウを大銀杏で投げた直後の大百貫は古典ながら未だに有効な選択肢。リュウ側はレバーを早く逆に入れるとガードにならず、前進してしまいヒット→ピヨ→死亡のコース。しかし画面中央ならバックジャンプで安定で逃げられる。古典だけに比較的普及している脱出方法だ。けれど現実には咄嗟に判断できなかったり、忘れてたりする事が起こる。成功すればほぼ勝ち確定のセットプレイだけに、その日初対戦の相手なら試してソンのない行動。

 しかし、この日は「この攻め知れてるし、どうせ返されるだろうな」と考えてしまい、積極的な攻めができなかった。本田は殺りに行くときはいかなければならないキャラだ。特にチャンスの少ない相手には、リバサ無敵を出されればそれまでよ、と開き直った行動で攻め切らないと相手はプレッシャーを感じない。押しの一手で来るからこそ相手も気圧される。この日はそれが全くできなかった。

 また、本田の下大Pの使い道をいろいろ考えている時でもあったし、サブで使い始めたXサガットもまだ戦い方が全然分からない。いろいろ試したい、という思考が多いと、「勝負」を忘れて研究・検証に走ってしまう。こうなると気づいたら2ラウンド先取されて負けていた、という間抜けなこともしばしば起こる。そういう日こそたくさん対戦したいのだけど、勝ちから気持が離れているので8~9割負けた。
 
  面白いもので、これが大会であったり、協力して戦う別のゲームであったりすると集注が切れない。「負けると味方に迷惑をかける」という気持ちが勝負に緊張を与えつづける。この場合は1か月でも2か月でも勝負へのテンションがもつ。どうも自分ひとりのために戦うというのは向いていないようだ。これはソーシャルゲームで得られた、自分の特性理解についての大きな収穫だと思う。 

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