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ハイパーストIIキャラ総見:ディージェイ [ハイパーストII]

◆Sディージェイ
地味な良キャラ。判定は強いがリーチの短い通常技、対空としての判定は激強だが威力は小さいマシンガンアッパー。飛び道具持ちに一方的に押されたりはしない、けれど攻めの主軸にするには頼りないエアスラッシャー。一長一短の技は使いどころを考えないと勝ち方が見つからない。ラウンド毎に工夫して勝つ、玄人向けの性能が与えられている。
丁寧な地上戦に妙味のあるスーパーストIIというゲームが目指したものが集約されているキャラだと思う。しかし高速化と派手なコンボ、一発逆転要素という時代の要請に応えられなかったスパIIは、わずか半年でエックスにとって替わられる事となる。

◆Xディージェイ
飛び道具のスキ低減と下タメ無敵対空の追加という分かりやすい強化により、一気に亜型ガイルへと変化。
離れては飛び道具、近づいても強力な防御技、めくりが決まれば一気に即死。確かに強い。けれど、Sディージェイのもつ「考えるストII」の面白さは失われたと思う。

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ハイパーストIIキャラ総見:ベガ [ハイパーストII]

◆Dベガ
サイコ投げ、往復サイコ、めくりサイコ、ダブルニーからのコンボと凶悪要素満載のDベガ。しかしX本田にとっては五分かそれ以上。ハメで簡単に勝てるつもりの往復ベガほど連コインする羽目になる。
サイコ投げの優位は裏落ち側の投げ有利にあるが、後ろにも1ドット分投げ間合いのある大銀杏投げにとっては投げ合いが五分になる。半分はボタン連打で投げ返せる上、投げ負ければベガピンチ。画面端に自ら行きやすく、ナイトメアも便利なバックジャンプ中Pもないため1回の投げ返し成功から死ぬ事も少なくない。
また、ダブルニーヒットでダウンしないのでXベガに比べてめくりから殺される状況が格段に少ない。
勿論めくりサイコだけで殺されたりするので気を抜ける相手では全くない。が、Dを使いたがる安易なメンタルのベガは大抵自滅する。

◆Tベガ
あらゆる要素が矯められた弱体化の見本。ただしめくりサイコだけは健在。Dを使うのが躊躇われるが往復サイコはしたい人が使う。

◆Sベガ
どう考えてもDかXのほうがいい。

◆Xベガ
ほとんどのキャラに対してサドンデスを強いる事の出来る攻めと変幻自在の機動力、そして貧弱だが一度ハマればノーチャンスではない守りはエックスを名作たらしめる素晴らしい調整のひとつだと思う。
Dベガは確かに凶悪だが、行動は単純だし守りは弱い。総合力ではXが上回るのではないか。

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ハイパーストIIキャラ総見:サガット [ハイパーストII]

遠くから下タイガーを撃ってくれるサガットが絶滅してから幾星霜。7:3というかつてのゲーメストダイヤが今でも話題に上るあたり、同誌のアーケードゲーム業界への影響力を偲ばずにおれない。

◆Dサガット
通称「やりたい砲台」。ダッシュでも屈指の難敵。1発タイガーを食らえば萎縮モード、そこにゴリゴリ削れるショットの猛連射。歩いて近づけてもショットの伸ばした手を安定して潰せる技がなく、かえって前跳びをガードさせられて押し返される。
攻めのチャンスを掴んでもガード不可のリバサアパカが怖すぎる。しかしローリスクローリターンな行動しかとらないとジリ貧なので、アパカ出されたらそれまでと腹を括って攻め切る必要がある。Dサガのアパカは足払いを刈れないので、そこを

◆Tサガット
Dの下位互換。それでも強いが積極的に使う理由がない。

◆Sサガット
P攻撃が充実するなど、技が豊富になった。アパカも足払いを刈れる判定になり、暴れのアパカがより強力になっている。コンボ能力でもDよりSが一歩先んじるため、DとSどちらを使うかは悩ましい。
が、本田戦では原則Dサガと同じ技しか使わないためDの方が強い。ニーもDより弱体化している。

◆Xサガット
全サガット中最弱。S以前との決定的な違いは、タイガーショットの手の食らい判定。顔射波動の間合いにおける下タイガーの潰しやすさは哀れを誘うほど。かといって代わりに差し込める技もなく、離れて強くなく近づかれて弱いという実に強みに乏しいキャラとなっている。

なお、自分はサブのサブとしてXサガットを使っている。この使えない技を振りながら、「うっわ~弱いわぁこのキャラ」と感じつつもワクワクしてくる。かつて「本田使いはM」を持論としていた春KINGさんに「そっかな~?」とあいまいな否定をしていたが、やっぱりM説は正しかったのではないかと思い直している。

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ハイパーストIIキャラ総見:バルログ [ハイパーストII]

◆Dバルログ
S以降と比べて技の単純なDTバルだが、実のところ使う技はXとあまり変わらない。
最大の強みは投げ。スクリューに近い威力で、3回投げられると瀕死。これによる露骨な跳び越し投げが脅威。投げ返し失敗すれば大ダメージ、投げ抜けしてもまた跳び越し投げ。テラーがなくとも超一級の逃げ能力があるため、バックジャンプ大Pでひたすら逃げて近づいたら跳び越し投げが実に鬱陶しい。
ただしバルセロナがヒットしてもダウンせず、ハメも弱いので総合力で勝るXバルが結局のところ多用される。 

◆Tバルログ
Dの純粋下位互換。しかし投げは相変わらず減る。

◆Sバルログ
バルセロナがヒットするとダウンするようになり、主力は投げからバルセロナに移った。
しかし完全上位互換のXバルがいる以上、顧みる者はいない。

◆Xバルログ
「人間の動体視力を超えた2択こそが最強」という事実を知らしめた。オルバスのしゃがみ大Pと並び、格ゲーの歴史上なキャラ。
実のところ、ストIIが今でも廃れないのはバルログと豪鬼のおかげと思う。これについては豪鬼の記事にて詳述。

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ハイパーストIIキャラ総見:バイソン [ハイパーストII]

◆Dバイソン

かなり相性がいい。
しゃがみに当たるダッストのヨコ押し力は強烈、しかもダッシュ時にオアーと言わないので判断しづらく、パーンと食らうとピヨリーチ。やられるときはあっという間にやられる。しかし、
グラストがないため頭突きが打ち放題。ダッストとダッパ、またタンパまでもが頭突きで勝ててしまうため、バソが動き出したら頭突きという安易な方法で地上有利。
ジャブが強いため無暗に頭突きで突っ込むと撃墜→ダッスト重ねで削り負けするのはエックスと同じだが、防御手段としてのヘッドもないため、どこかでダウンを奪えれば攻め切るのも容易。7:3以上は揺るぎない。

◆Tバイソン

細かな違いはあるものの、本田にとってはDバイソンの攻撃力が落ちただけの下位互換。

◆Sバイソン

ヘッドにより防御手段を身につけ、また多様になった地上技・ジャンプ攻撃は確実に本田との相性差を縮めた。
けれどダッシュ系と頭突きとの相性が良すぎるのは同じで、オアーと発声するようになった分、頭突きによるカウンターは当てやすくなった。やっぱり本田の圧倒的優位。

◆Xバイソン
グラストの存在が何よりも大きい。これにより頭突きでのカウンターが相打ち以下になることが各段に増えた。
反撃不可で削りガッツリのパナしクレイジーも凶悪なのは多言を要しない。似た性質を持ちながら削り能力、対空性能、突進技ストップ力、スパコン性能で少しずつ上回られており、大差でこそないものの最終的な有利はバイソン側で決まりと思われる。

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ハイパーストIIキャラ総見:本田 [ハイパーストII]

◆N本田

連射装置の有無でまるっきりバランスが変わるキャラ。なんといっても百裂の手が無敵なため、大百裂を出されるだけで半ば運ゲーと化す。しかしD以降に比べ2倍の速さでPボタンを連打し続けなくてはならないため、1ラウンド出しっぱなしにするのは生身にはムリなのが救い。
また、P攻撃の大半が肘から先が無敵。牽制に下小Pを振るだけで詰むキャラもいる。特に、本田同士に限っては最強といえる。
しかし総合すると強いとはいえない。投げられ判定が前に大きくせり出しており、ほとんどのキャラに本田の投げ間合いの外から投げられてしまう。当て投げの返せないNキャラの特性と相まって致命的な弱点となっている。
初代ストIIというゲームの成分無調整のアブなさが存分に味わえる。ハイパーでネタとして使うのに欠かせない盛り上げキャラ。

◆D本田
現在のS本田の原型。とにかくパワーがすごいが、S本田も性能が近いうえスーパー百貫というアドバンテージがあるためDを使う理由がほぼない。小回りの点でもXS本田に軍配が上がる。

◆T本田
スーパー百貫の性能が素晴らしすぎる。そのあまりに速い移動速度と高いピヨり値、また1P・2P側によって違う軌道の特性を使いこなせるとわからん殺しで圧倒できる。
ケツも異様に判定が強い。
戦う相手によっては非常な強味を見せる特殊なキャラ。ガイル戦では一番強いかも。

◆S本田
XS本田とS本田とではガンダムとジムくらい違う。XSがSの完全上位互換なため使用はXS一択。
SとXSとの違いは小P・下小P・下大Pにキャンセルがかかる事。この3つだけだが、その全てが主力技のため、コンボや連携、スキ消し等でS本田に比べて小回りが利く。本田のような遅いキャラにとって、この差は非常に大きい。X本田とは別系統の、Nから続く本田シリーズの完成系と思う。

◆X本田
ひとことで言うと「荒い」。
小Pの発生がSまでの本田より1F遅くなり、ごっつぁんチョップも遠くでは出ない等、守りが弱くなった。百裂の前後移動も出来ない。
その代わり百裂に突進力がつき、大銀杏という超強力なピヨらせ技も追加され、強引な攻めキャラとして作り直された。その分、相手の動きを見ずに攻めを押し付ける動きが多くなり、読まれやすいキャラになったともいえる。

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ハイパーストIIキャラ総見:ザンギエフ [ハイパーストII]

Nザンギエフ
本田にとってはザンギの中で一番怖い。何といっても滅法に硬い。最も強いのがダブラリで、百裂の手にヒットする上、4回転めが横に長~く払い蹴りの上半身に当たる。しかも波動拳と同等のピヨりダメージで食らうとピヨリーチで萎縮せざるを得ず、接近を許しやすくなる。
そしてスクリューの間合いが離れず、スカりポーズもないため一度捕まったら8割方終了。2回転さんをして五分と言わしめる強敵。

Dザンギエフ
スクリューが離れるようになり、ダブラリの腕に百裂が負けなくなった。攻撃力の高さは依然として脅威だが、Nに比べ非常にラクに。

◆Tザンギエフ
クイックラリアットの追加により一気に強キャラへ。
このKラリの下半身無敵が非常に大きい。払い蹴り等の足払いだけでなく下小Pも当たらない。本田の起き上がりに大銀杏の投げ間合い外でグルグル→P3つ押しでスクリューを仕掛けられると自動2択にハマる。ジャンプはできず、頭突きは吸われるかダブラリで撃墜、小・中百貫も相打ち以下で、読まれるとガード→スクリュー。完璧に位置調整&コマンドを入れられると完全にハマる可能性も。

Sザンギエフ
エックスにおいて踏み込みスクリューがバニシに化けるのを嫌う人が使う印象。歴代ザンギでは本田にとって一番ラク。

Xザンギエフ
エックス現役プレイヤーであれば説明不要。
立ち回り圧倒的有利だが、近場でダウンするとJ小K→スクリューでハマるため、最後まで気の抜けない相手。レバー後ろ入れっぱで、小Pと下小P、払い蹴り、百裂、頭突きだけで戦うのがお奨め。
個人的に、本田戦を完全に極めているザンギはまだいないと考えている。本田を崩すためのテクニックは各プレイヤーでいろいろ持っているが、その全てを使ってくる人は見たことがない。詰将棋的に完全に煮詰めれば本田7:3ザンギ、いや6.8:3.2までは詰められると思う。

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ハイパーストIIキャラ総見:ブランカ [ハイパーストII]

使われるのはTかX。

◆Nブランカ
強みが何もない。おなじみローリングへのカウンターもあって相打ち対空としても使えない。近大Pも使えない2段技。常にカウンターの減りを期待されるネタキャラ。

◆Dブランカ
カウンターは無くなったものの、やっぱり強味がないためか誰も使わない。

◆Tブランカ
バーチカルローリングが協力。落花中にも攻撃判定があるのが最大の強味で、中足⇒バーチカルを連続されるだけで一部のキャラには厳しい攻めになる。
しかし、反撃や脱出方法を確立している相手には強みがなくなり、結局使われなくなる。

◆Sブランカ
弱キャラまさかの弱体化。ローリングは軌道変更、スキ増大で確反増加を含め、Sキャラ中でも最弱と目される。

◆Xブランカ
間違いなくブランカ史上最強、かつすごく面白いキャラになった
。N~Sとの最大の違いはめくりJ小K。これを中核に、前ステ・バクステと噛みつき・電撃を絡めた攪乱力の大幅アップでだけで強さが見違えた。攻めをやられてる方はたまらないが、勝負に緊張感が生まれた。かといって強すぎる事は決してない。X裁量調整キャラのひとつと思う。


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ハイパーストIIキャラ総見:ダルシム [ハイパーストII]

総じてNとX以外は使われない。

◆Nダルシム
相当の強敵。体力がXダルの1.5倍くらいあり、相打ちを重ねても体力勝ちができない。
また、着地のスキが0F、というよりダルが着地するまでこちらの硬直が切れないという不思議すぎる性質のドリル頭突き→投げの連携は、大銀杏仕込みでボタン連打しても投げ負けること半分以上。
また遠大Pの攻撃判定が縦に厚く、J中K先端以外の全ての跳びが安定して落とされる。この対空の汎用性の高さと威力により、X本田でも不利な戦いを強いられる。

◆Dダルシム
現在のダルの原型となったダル。それだけ。するドリもゆるドリもブラストもテレポもインフェルノもなく、近下小Pもないダルに恐ろしい部分はない。

◆Tダルシム
テレポを除けばDダルの攻撃力を落とした純粋な下位互換。あまりにも減らない大攻撃の威力は哀れの一言。

◆Sダルシム
攻撃力はD並みになるも、Xダルという完全上位互換が存在する以上使う理由が何一つない。絶滅危惧種というか絶滅種。

◆Xダルシム
N~Sと比べると、いかにダルの近距離技が強いかが分かる。長年の修練を要するが、突き詰めるほどに対応が見つかる。
ストIIシリーズの真の最強キャラはダルだと個人的には思う。無論、豪鬼は除いての話。

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ハイパーストIIキャラ総見:ガイル [ハイパーストII]

ガイル

ガイル

◆Nガイル
中足が長すぎる。ジャブやムエタイキックも痛い。サマーの着地がスキ0Fで、スカらせても致命傷を与えられないのもズルい。
そして真に恐るべきはその場ソバット(中K)。足先の無敵が巨大で、すべてのジャンプ攻撃が負ける。リフトアッパーよりはるかに信頼度の高いこの技は空ジャンプ→中Kをスカして投げで対処可能だが、リフトだと相打ちダメージも奪えない。このジャンケンだけで完封負けもよくある。

◆Dガイル
歴代ガイル最強をNと争うダッシュ3強の一角。
中足はちょっぴり短く、サマーは着地にスキが出来たものの、Nキャラの弱点を克服したことでXガイルのように小回りの利く技はないが、ソニックと中足とリフトアッパーだけで十分なのが身にしみて分かる。

◆Tガイル
Dガイルの純粋な下位互換?そもそも使っている人がいない。

◆Sガイル
Xガイルに比べ攻防のパターンが少ない分やりやすい。
本田にとってはXSとSとの差はない。

◆Xガイル
N~Sと比べると、移動ソバットやヘビースタブといった小回りの利く技で機動的になったのがわかる。めくりの追加やダブルサマーによる一発逆転要素の付加など、キャラとして奥深く、使っても戦っても面白くなっている。
単純な強さはN、Dが勝るが、対戦ゲームとして最良に近い調整をされたのだとと今にして思う。

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